糖尿病
私は日本糖尿病協会の会員として、糖尿病の患者さまの特質を勉強しています。
多くの年配の方が軽度の糖尿病です。
血液検査データが、どのようなときは、どんなことに注意してどの程度の処置に耐えるか、毎年研修を受けています。
また、歯周病の治療によって糖尿病が改善する事実も日々体験しています。
糖尿病があれば、細菌感染に弱いから、歯周病になりやすいですし、逆に歯周病があり、細菌が歯肉に住み着いていれば、糖尿病も悪化することが分かっています。
歯茎に細菌が住みついていることを、危険であると知っていただきたいのです。
心筋梗塞でつまった血管を、バイパス手術で、取り出して足の血管を移植しますが、取り出した血管に何が詰まっているか、あるアメリカ人の心臓病専門医が調べたところ、3種類の細菌がみつかりまして、それが、すべて歯周病関連菌でした。
日糖協 (社)日本糖尿病協会
日本糖尿病協会は、糖尿病に関する知識の普及啓発、療養指導、調査研究等をその理念に掲げ、広く国民の健康増進に寄与することを目的に現在約10万人の会員を擁しています。