アマルガムとは
少し前まで、小さなむし歯を削った後の詰め物に「アマルガム」という詰め物がよく使われていました。
削ったあと、ぎゅっぎゅっとつめて次の日にキュルキュル磨いた銀色の(しばらくしたら、鉛色になる)詰め物がそれです。
このアマルガムという金属は、水銀を50%も含んでいます。
(水銀の他には、銀34%、スズ9%、銅6%、少量の亜鉛を含んでいます。)
保険で認められた金属だから、水銀が含まれていても大丈夫なのでは?
と思われるかもしれませんが、この材料は長い年月をかけて劣化していきます。
ましてや口の中は、常に高温多湿で酸やアルカリにさらされて金属にとって過酷な環境です。
温度変化もあり、長年のうちにアマルガムは腐食し、溶け出た成分が体に吸収・蓄積していくといわれています。

アマルガムの確認方法とその危険性について
明るい部屋で、鏡を使って口の中を見てみてください。
昔、むし歯治療をしたところに、黒ずんだ、または鉛色の小さな詰め物があったら、それはアマルガムの可能性が高いです。
水銀は、ごく少量で水俣病を引き起こすだけでなく、さらに微量でも不定愁訴を引き起こすと言われています。
胎児や幼児に影響
水銀が母乳に出て、あるいは血行性に胎児に影響を与える可能性があることから、 イギリスやスウェーデンの厚生省では、妊婦にアマルガムの詰め物をしないように警告しています。母体の血液の水銀濃度の2倍の水銀が胎盤血(そのまま胎児に行きます。)にふくまれていることもわかっています。母体もどこにでも水銀を廃棄したいのでしょうね。
水銀は(水俣病の症状から想像できるように)神経組織につきやすく、アメリカでは、自分の子が自閉症で生まれたのは、自分の歯に水銀が詰められているせいだとして訴訟が行われています。
自閉症の患者様では、脳に水銀やヒ素、鉛などの蓄積があり、亜鉛が欠乏しているといわれています。
(毛髪のミネラル分析でそのような傾向があることが知られています。)
アマルガムは、簡単に詰めることができるため、以前は子供の歯科治療などでよく使われていましたが、最近ではアマルガムに含まれる水銀の危険性を考慮して、だんだんと使われなくなってきて、そしてついに日本の保険診療から静かに消えてゆきました。
(アメリカでは、自然消滅を願って、歯科大学でアマルガムの使用方法を教えないようにしているそうです。政府が禁止すれば、訴訟がおきて大変なのでしょうね。)
悪性腫瘍発生の引き金?
あらゆる種類の悪性腫瘍に、正常細胞の数千倍もの水銀が含まれていることも、わかっています。
もしかしたら、悪性腫瘍の発生の引き金を引いているのが水銀である可能性さえ疑われています。
また、アマルガム充填のあるアトピー患者様300人のアマルガムを除去して、1年後に調査したところ、68%の方のアトピーが、自然治癒していたという報告もあります。
アマルガムは、腐食したり、欠けやすいので詰めてから年月が経ったアマルガムは、その境目からむし歯が再発することがよくあります。
水銀を詰めることへ疑問
私が歯学部に入って、教養部が済んで歯学部の歯科医師の教授の授業が始まったその最初の日に、口の中に水銀を詰めることの安全性について手を挙げて質問いたしました。
教授の答えは、
「世界的に、数十年来行われていることで、それによって病気になった患者も歯科従事者もおりません。水銀は有毒でも、水銀化合物は別物です。」
というものでした。
この人の責任でも無いかもしれないけど・・・という感じで、何かを証明するのは大変な労力が必要なのかなと思いました。
昔、小学生のころ水道管の工事を見物していた時、水道管が鉛でできており、それは曲げたり継いだりの加工が簡単ですが、鉛の管の中を通ってきた水を飲み続けることは、人体に有害ではないのですかと、職人さんにたずねましたが、「さーね」、という反応で、この人の責任範囲ではないことに思い至りました。
そのことをこの教授に対して思い出したものです。
私の中学校の理科の先生が、「トリチェリーの真空」を生徒に理解させるために、時計皿の水銀の中に、80cmもの長さの試験管に水銀を満たして、親指でふさいで、時計皿の水銀のなかに沈め、指を離すと、水銀柱が下がって、約76cmに下がって止まることを見せてくださいました。その試験管の上部の空間は真空で、「トリチェリーの真空」と呼ばれています。
9クラスでそれを見せて回った後、次の週には、その先生の右手が茶色に変色していくら洗っても色が取れなくなっており、ご自身の安全に心配されていました。
当院の取り組み
当院では、むし歯を削った後の詰め物に、危険なアマルガムを一切使わないことを決断し、劣化して腐食しているアマルガムの慎重な除去も積極的に安全に除去を行っています。
そのために岡山、大阪、和歌山、鳥取からもみえています。アマルガムは水銀を半分含む危険なものです。
アマルガムから何もしなくてもどんどん水銀が蒸発しています! 温度上昇(熱いものの飲食)や、歯磨きなどの摩擦で水銀蒸気が大量に出ます。
安全な除去には摩擦熱で蒸発する水銀を肺から吸入しないように特別な配慮が必要です。
実は、患者様にとっても、歯科従事者にとっても除去する時が一番危ないのです。(飛散、蒸発するからです。)
スウェーデンではアマルガムの除去の際に、摩擦熱で蒸発するわずかな水銀の蒸気を患者様が肺から吸入することの危険性が問題視されて、アマルガムの除去は、1か月に3個以下にするように制限されているそうです。
ボルガ河の水の水銀濃度を計測した結果、長い河が都市を経過するごとに、(歯科医院の数ごとに)水銀濃度が上昇してくる結果が見て取れるそうです。
金属も熱で蒸発するのです!
水が蒸発するように、鉄でも水銀でも、温度により蒸発します。
鉄の電気溶接のとき、煙と特有の臭いがするのに気が付きませんでしたか?
それが鉄の蒸気の臭いです。

当院のアマルガム除去法
軽率な除去は危険です。
実は除去の時が一番危ないのです。当院では、部屋の換気を配慮しながら、室外の空気を皆様のお鼻まで送り、配管を通して室外の空気を安全に呼吸していただきながら、ラバーダム、ドレープ(覆い布)その他で防護して行います。
私も防護マスク、防護衣を着用します。
若いスタッフは室外に退避させます。 費用は保険の規則で¥0です。

当院では、アマルガム除去の際は、下記のことをお約束いたします。
- 患者様が削片を嚥下しないために、ゴムのテント(ラバーダム)を使用する
- その際、発生する水銀蒸気が皆様の肺に入らないために、室外の空気を鼻まで送るマスクを付けて頂く
- さらに、お口のそばで、掃除機のような強力な吸引機で、水銀蒸気を室外に吸引排出しながら行う
(もちろん排気は屋外に排出しています。)除去のときが一番危ないので、慎重な除去をおすすめいたします。
数年来、舌がしびれるような違和感があり、味覚がおかしくなっておられたお医者様が、私の勧めで、アマルガムを慎重に除去した後、1~2か月で完治なさいましたことも経験いたしました。
「患者さまの声」の欄参考。
気になる方は、一度ご相談ください。
当院のアマルガム除去費用について
お掃除など、必要な他の治療もご希望くださる場合は、今のところ保険(0円)でしております。
除去のみご希望の場合は経営的に持続可能でないので、ご配慮願います。 私は「医科歯科連携診療普及協会」の会員です。
アマルガムの危険性について
水銀蒸気について。充填してから数十年も経っているアマルガムから、水銀蒸気が出続けているのをごらんください。
https://ameblo.jp/makio-ishikawa/image-12608525024-14783414731.html



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