骨粗鬆症
骨のミネラルが減少して、骨が弱くなる病気です。
閉経後の女性では、とくに急速にミネラルが減少しやすく、注意が必要です。
また、この病気の治療にビスフォソフォネート製剤 が使われます。
この薬の投与をながく受けている方のなかで、1000~20000人に1人ぐらい(学者によって、また使用した薬剤によって統計上で違います)ですが、顎骨の自然壊死がおこる場合があり、特別の注意が必要です。
骨密度の測定
当院では顎骨の骨密度を簡易測定することができます。
抜歯や、インプラントの手術の前にあらかじめ危険性の予知が可能になりました。
骨密度が低すぎる場合、骨が弱く、自然骨折の危険性があります。
逆に、骨密度が高すぎる場合、骨が緻密すぎて、血行が悪いので、顎骨の自然壊死の危険があります。