池村佳子Vc、三木香奈Va&土屋友成P、コンサート
2017年8月6日、日曜日、 13:30開場、14:00開演 、会費¥3000、学生¥1500
主催:池村佳子
プログラム:
ショパン 英雄ポロネーズ
ベートーヴェン ヴィオラとチェロのための二重奏曲
(2つのオブリガート眼鏡付きの二重奏曲)
ブルッフ ロマンス Op.85
シューマン アダージョとアレグロ Op.70
ブラームス 三重奏曲 イ短調 Op.114
チェロ 池村佳子(いけむら よしこ)
兵庫県出身。10歳からチェロを始め、兵庫県立西宮高等学校音楽科卒業。第5回札幌ジュニアチェロコンクール優秀賞受賞。第3回ビバホールチェロコンクール審査委員賞、第4回同コンクール第3位入賞。
1999年、大阪中央ロータリークラブ創立15周年記念室内楽コンクールにおいて、弦楽四重奏でグランプリ受賞。京都市立芸術大学卒業と同時に、音楽学部賞、京都音楽協会金賞受賞。在学中に、定期演奏会において、T.ザンデルリンク指揮、京都市立京都市立芸術大学音楽部オーケストラと共演。大学院賞を得て京都市立芸術大学大学院研究科を終了。2001年度バロックザール賞受賞。
チェロを河畑善夫、上塚憲一、上村昇、藤原真里の各氏に、室内楽を岸邉百百雄、W.Jahn各氏に師事。
これまでにイシハラリリックアンサンブル、いずみシンフォニエッタ大阪などに参加するほか、オーケストラの客演主席奏者としても度々演奏している。2009年まで兵庫県立西宮高等学校音楽科非常勤講師として後進の指導に当たる。現在「四次元三重奏団」「After hours session」などのメンバーを務めるほか、2014年よりマレーシアに在住、ベナン、クアラルンプール、香港などで清涼区的に演奏活動を展開中。
神戸山手女子高等学校音楽科卒業、相愛大学音楽学部卒業。イーストマン夏季セミナーにてイーストマン大学院のハワード・ハドソン奨学金の資格を得る。 千里市民管弦楽団、ブルガリア国立室内オーケストラとソリストとして共演。2001年、2002年、2006年若い人のための「サイトウキネン室内楽勉強会」に参加する。
小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトⅢ「ドン・ジョバンニ」、Ⅴ「ラボエーム」、中国公演などに出演。ヴィオラスペースにて今井信子氏、川本嘉子氏の公開マスタークラスを受講する。2004年ドイツのカールフレッシュアカデミにてウォルフラムクリスト氏に師事。
小澤征爾指揮「東京オペラの森」に出演。祝祭・国際モーツアルトin北海道、教員による相愛コンサートなどに出演。
大阪・姫路にてソロリサイタルをする。関西を中心に室内楽コンサートに多数出演。ヴィオラを山崎智子、俣野由美、竹内晴夫、馬渕昌子、店村眞積の各氏に師事。
アフターアワーズセッシヨンのメンバー。
ピアノ 土屋友成(つちや ともなり)
1987年東京生まれ。6歳のころからシンガポールで、ビッキー・グーンと、シンガポールシンフォニーオーケストラ所属のピアニスト、シェーン・ティオから、ピアノを習い始める。14歳にアイルランドへ移住後、アイルランド王立音楽院に奨学金と共に入学。同年から、国内全国音楽祭各地にて多数優勝。ラフマニノフ国際コンクールで3位、アジア河合国際コンクールで2位を受賞後、アイルランド大統領の自宅を始め、各地のロシア大使館、ロンドンの聖マーティン・イン・ザ・フィールズ協会、マルボロ通りのショット・ギャリッククラブ、クアラルンプールのロシア文化センター、プレナリー劇場、ロシア大使館で公開演奏をする。パヴェル・ネルセッシアン、パスカル・ロジェ、エドモンド・バタースピー、クリストファー・エルトン、ステファニア・バサモンテ、エマニュエル・クラソブスキー、ポリス・パーマンと数多くの世界的ピアニストに師事し、演奏に様々な影響を受ける。2005年にアイルランド王立音楽院と、師匠ディアドリー・ドイルから離れ、フランスに移り、パリのエコール・ノルマルへ転入する。このときの師匠はフランス・クリダで、入学後、同師匠が設立したヒューベルト賞第3位を受賞。数年後に、ロンドンにてベンジャミン・カブランに師事しレパートリーを増やす。更にロンドンギルドホール音楽院に入学し、マーティン・ロスコー、小川典子、ペーター・ビッツヘルに師事し演奏マスターを取得と同時に音楽院を卒業。現在はクアラルンプールに在住。マレーシア国立大学で専任講師を務める傍ら、ベナン、大阪、広東、マラッカ、シンガポールなどでも活動範囲を広げ、ソロの演奏、室内楽、レクチャー、審査員などをしながら、国内クラシック音楽における芸術文化の向上に貢献している。