藤井貴宏オーボエ・ソロ・コンサート
【 2010年3月3日(水)19:00開演 】
会場:南風会サロン (ワシントンホテルのすぐ北、藤原歯科の2階)
地図は、http://www.82-1104.jp/accessmap
入場料2,000円( 高校生以下 1.000円 )
参加申し込み先 -TEL:079-282-1104 / FAX:079-282-0262
Mail: m82-1104@peace.ocn.ne.jp
●プロフィール●
藤井貴宏(ふじい たかひろ)-オーボエ
藤井貴宏
1980年鎌倉生まれ、長野育ち。6歳から合唱、13歳からオーボエを始める。
1999東京藝術大学器楽科オーボエ専攻入学。オーボエを和久井仁、小畑善昭、松山敦子、小林裕、J・ブロジュコバー、青山聖樹の各氏に、バロックオーボエを三宮正満、尾崎温子の各氏に、指揮を村方千之氏に師事。高校時代よりアマチュアオーケストラと協奏曲を共演する等活動を開始。2000年にはジョルジ・エネスコフィルハーモニー交響楽団(ルーマニア)より招聘され同地にて協奏曲を共演。2001年シーズンはバンドネオン奏者の小松亮太氏率いるオルケスタティピカにてソリストとして参加。また同年より自身が手掛ける演奏会「スウィートクラシック(Sweet Classic)」をたちあげこれまでに横浜、新潟、長野、神戸等各地で開催、好評を得ている。
大学時より東京フィルハーモニー交響楽団のほか、群響、京響、大フィル、大阪シンフォニカ、大阪カレッジオペラ管弦楽団等に客演首席、都響等に客演している。また2005年には東京佼成ウインドオーケストラ・アジア・ヨーロッパ公演にソロ・イングリッシュホルン奏者として参加した。2004年にはバッハコレギウムジャパン(BACH COLLEGIUM JAPAN)の定期演奏会、録音プロジェクトに参加。
2005~2008年、兵庫芸術文化センター管弦楽団(HPAC)オーボエ奏者。現在は同楽団アソシエイトプレイヤー。2008年4月定期演奏会ではソリストとして同オーケストラと協奏曲を共演した。室内楽ではトン・コープマン、ミラン・トルコヴィッチ、安永徹、工藤重典、ハインスイェルク・シェレンベルガー各氏等共演。2008年に行われたハンスイェルク・シェレンベルガー氏、モーリス・ブルグ氏によるドイツ・Sachrangでのマスタークラスに参加、その際オーケストラ、ソリストとしてモーリス・ブルグ氏と共演した。近年ドイツ・イタリアなど欧州での演奏会活動も開始、ソロ、室内楽など幅広い活動を行うとともに、オーケストラ、吹奏楽指導も各地で積極的に行っている。
現在シェレンベルガー氏に師事。ドイツ在住。
●プログラム●
H.ホリガー (オーボエ奏者として有名) / 無伴奏オーボエの為のソナタ
A.ドラティ (指揮者として有名) / 5つの小品
B.ブリテン / オヴィデウスの神話による6つの変容
ローマ皇帝アウグストゥス時代の詩人”オヴィディウス”が書いた15からなる「変身物語」
から6つを選んで、そのイメージを音楽化したもので、楽譜にはそれぞれ簡単な解説が
つけられている。
1.パン : 牧羊神であるパンは、恋人のシリンクスが変身した葦で笛を作って
吹き鳴らす。狭い音域の中を茫洋とした感じの音楽が続く。
2.フェートン : 太陽神の子フェートンは、太陽めがけて馬車に乗って突進し、雷に
当たってポプラの樹に変身する。性急な音楽が情景をイメージさせる。
3.ニオベ : 14人の子どもの死を嘆くニオベ、子どもたちはシピュロス山の頂きで
石に変身する。アンダンテで歌われる哀しみの音楽。
4.バッカス : 酒神バッカスのにぎやかな酒宴の音楽。
5.ナーシサス : 水に映った自分白身に恋をして溺れ死んで、水仙になった少年の話。
ゆるやかで静かな音楽.。
6.アレトゥーザ : 川の神アルペイオスの求愛から逃れたアレゥーザは泉になってしまう。
流れ落ちる水の情景を想わせる下降音型が繰り返される。
他



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